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9月・10月 イタリア・日本・ブラジルGP

イタリア
イタリアGP決勝は、SUPER AGURI F1 TEAMにとってはチャレンジングなレースとなった。佐藤琢磨はグリッドへ向かう間に油圧系のトラブルに見舞われ、Tカーでのピットスタートとなった。ふたりのドライバーともいいスタートを切ったが、山本左近のSA06にも油圧系のトラブルが生じ、18周目にリタイアすることになった。その後、琢磨のマシンのフロアにデラミネーション(層間剥離)が生じ、彼はハンドリングに苦しまされることになった。そして、ペースを大きく落とすことになったものの、琢磨は内容の濃いレースを戦い、ライバルチームの前でフィニッシュラインを越えたのだった。
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA06-02 Tカー/ピットスタート)
16位 走行周回数:51 最速ラップタイム 1:25.676

山本左近 カーナンバー23 (SA06-04)
リタイア 走行周回数:18 最速ラップタイム 1:26.548

日本
佐藤琢磨と山本左近が日本GPのチェッカーフラッグを受けると、鈴鹿サーキットに集まった16万人を超すファンたちが一斉に歓声を上げた。2005年末に新しいF1チーム設立の夢を果たした、若くて小さなSUPER AGURI F1 TEAMにとっては、本当に素晴らしい結果だった。レースの現場と本拠地リーフィールドにあるチームのファクトリーとの最高のチームワーク、そしてホンダやブリヂストンといったパートナーとの緊密な関係が、SAF1チームをスパイカーMF1やスクーデリア・トロロッソといった、現時点でのライバルチームと本当に戦えるチームに育て上げたのだ。
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA06-03)
15位 走行周回数:52 最速ラップタイム:1:35.082

山本左近 カーナンバー23 (SA06-04)
17位 走行周回数:50 最速ラップタイム:1:35.594


ソープ

ブラジル
SUPER AGURI F1 TEAM は、シーズン最終戦で今年最高の結果を残すことができた。今日、サンパウロで2006年F1シーズンがフィナーレを迎え、佐藤琢磨がエキサイティングなブラジルGPを10位でフィニッシュ。チームメイトの山本左近も16位でチェッカーフラッグを受け、SAF1チームは2台揃ってのフィニッシュを果たした。手に汗握るシーズン最終戦で、左近と琢磨はそれぞれレースの7位と9位のファステストラップを記録している。こうして、SAF1チームの初シーズンは幕を閉じた。
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA06-03)
10位 走行周回数:70 最速ラップタイム:1:13.401

山本左近 カーナンバー23 (SA06-04)
16位 走行周回数:69 最速ラップタイム:1:13.379

012006年

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